映画館のあるべき形とは?

最近、シネコンが熱い。

先日のカンヌ映画祭授賞式のパブリックビューイング
ユナイテッド・シネマ豊洲で開催されたりと
イベントスペースとしての役割が増してきたように思う。

現代は生活様式が留まる事なく個性化してきている時代。
映画館も大量動員で席を埋める事ばかり考えていると
失敗してしまう。

哀しいけれども、映画を上映すること + アルファ
が求められているのだ。

ここまでは当たり前の話。それでは何をしたらいいのか?
現状の映画館の不便さとその解決策を考えてみる。

1、チケットを買うまでに並ぶ、時間がかかる。
→オンラインサービス化で解決可能。

2、上映時間を逃すと、次の時間まで待たなければならない。
→世界の最新技術をぶち込み、遅れてきた人は、その人のタイミングで
鑑賞を開始できるというシステムの開発
(同じ時間に、同じ映画を観るという概念の崩壊)
=DVDを観る感覚と対して変わらない。
変わるとすれば、笑いどころでは、自分以外の人が笑った声が聞こえるとか
泣く人のすすり泣きが聞こえるとか、映画館ならではの効果があること。

3、作品に合わせて、鑑賞する劇場を変えなくてはいけない。
→出来れば、慣れた居心地のいい劇場で、自分が観たいという作品を
鑑賞したいというのが人情。

そこで、投票システムを導入し、多くの人から人気の高かった作品を
劇場の意向関係なしに上映するもよし、
もっと進めて、先ほどのDVDと同じ発想で、個人が観たい者を選択出来るように
するもよし。

今まで挙げたほど極端なことは導入されないと思うが、
これまで映画館と呼ばれていた空間は変化をせざるを得ないでしょう。

映画にとって不幸な時代はすぐそこまで来ている?

イベントマスターまで後729日!!